あなたは愛されている。

すべて疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたを休ませてあげよう

聖書 かんたんに

私も全然知らなかったので、そんな人へ

とてもカンタンにまとめます

 

『聖書とは』

ラテン語ギリシャ語の「本」という意味。

世界一発行されている本。2500の言語に翻訳されている。

・約1500年に渡って書かれた66巻の書物から成り立っている。

・紀元100年頃に完成したといわれている。

・およそ40人の人間の別々の著者によって、神の霊感によって書かれた神のことば。

・神様の啓示(メッセージ)である。

旧約聖書新約聖書からなる。

 

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旧約聖書について>

・神の古い約束。神と、ひとつの民族との物語(イスラエル

・神の天地創造からはじまり、人間の罪の堕落について

・救世主(イエス)の預言

・有名な話だと創世記のアダムとイヴ、ノアの箱舟バベルの塔モーセ十戒、ソロモン王など

 

新約聖書について>

・神の新しい約束。イエスキリストについて

・イエスの十字架、罪の贖い、死と復活

・福音(救いの知らせ)

・イエスの教え

使徒、教会について

・黙示録(終末と新しい天地の創造)など

 

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『どこから読めばいい?』

新約聖書福音書

エスキリストが何をしたのか、が書かれています。

福音書は4つあります。4人の人がそれぞれ書きました。

大まかなあらすじ・流れは大体同じです。4つの視点と向けて書かれた対象・人が異なります。細かいエピソードに違いがあります。それぞれが短いです。

その中で

最初に読むものとして一般的にすすめられているのは、

ヨハネ福音書

ヨハネが書きました。イエスの教え・人格について、特に他の3つよりもイエスキリストの神性について描かれていると言われています。

・マルコの福音書

マルコ著です。短くて・わかりやすい・異邦人向け、イエスが何をしたのか・行動がわかりやすいです。こちらもおすすめです

 

『その次は?』

旧約聖書の冒頭である、創世記のはじめの方を読むのもいいと思います。世界と人が造られたところ、人に罪が入ったところがわかると、神と人類の、そもそもの前提がわかるので福音書の理解が深まると思います。

 

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『訳の違いは?』

・主に、新改訳か新共同訳かです。

そこまで大きくは違わないです。比べると、どちらにもこっちの方が良い訳だなと思うところがあります。カトリックプロテスタントで共通として編まれたのが新共同訳です。プロテスタントの教会によっては新改訳が使われています。わたしは新改訳のほうが好きです。

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新約聖書のみですがとても安いので、手頃に読んでみるのに最適です。)

 

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新改訳はないですが、新共同訳、口語訳、英語訳などがあります

 

・変わったのにリビングバイブルというのがありますが、アメリカの個人が意訳されたものを日本語に訳したものです。

誰にでもわかりやすくという目的のとおり、難しくなくていいのですが、デメリットは意訳です。意訳は翻訳というより、人間の意図による書き換えなので、神のことばとしての、そのままの意味が損なわれてしまいます。

なので「聖書」としては読めません。個人が書いた"聖書物語"的な位置づけです。解説書やガイドブックのように、直訳との比較や参考に使うのがいいかもしれません。

 

GOD BLESS YOU!